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2005年07月27日

値がさ株

値がさ株は株価の高い株式のことです。

値がさ株は投資資金の少ない投資家には手が出ないことが多いです。レバレッジのきく信用取引を活用すると値がさ株も取引できる可能性が出てきます。銘柄分析をしてどうしても取引してみたい時は信用取引を考慮に入れてみましょう。

投稿者 syunsoku : 17:09

低位株

低位株とは株価が安い株式のことです。

低位株を主に株取引する投資家もいます。低位株は人気が集中すると短期間で2倍、3倍と株価が動く銘柄もあります。さらに資金が少ない投資家でも低位株なら複数単位を取引することができます。値幅もあって、複数単位買える低位株は上手く取引すると大きな利益をうみます。

信用取引と低位株も上手く合わせると稼ぐことができます。
ただし低位株の信用売りは超危険です。

投稿者 syunsoku : 16:55

2005年07月25日

安値引け

安値引けとはその日の安値で終値が決まることです。

後場の引けにかけて売りたい投資家が多くなったと考えることができます。ローソク足で言えば下ひげの無い陰線です。可能性としては次の日の寄付きは弱く始まりそうです。場合によっては大きく窓を開けるかもしれません。

下降トレンドでの安値引けの場合、数日株価を監視すると稼ぐチャンスがある場合が多いです。現物投資しかできないとチャンスは少ないですが、信用取引もできると下降トレンドでも利益を出すことができますね。信用取引を上手に活用すると株式投資の幅が広がります。

投稿者 syunsoku : 14:47

高値引け

高値引けとはその日の高値で終値が決まることです。

後場の引けにかけて買いたい投資家が多くなったと考えることができます。ローソク足で言えば上ひげの無い陽線です。可能性としては次の日の寄付きは強く始まりそうです。場合によっては大きく窓を開けるかもしれません。つまり次の日の寄り付きで買うのは得策でないこともあります。

でも上昇トレンドでの高値引けの場合、数日株価を監視すると稼ぐチャンスがある場合が多いです。株式投資ではあせらず買いたい株価になるまで待ちましょう。

投稿者 syunsoku : 14:07

終値・引け・引値

場が終わる最終の取引で付いた値段のことを終値と呼びます。他にも引け、引け値とも呼びます。 前場と後場の終値がありますが、通常は終値と言ったら後場の終値を指します。

証券会社によっては終値・引けで株を売買するように条件設定した注文を出すことができます。仕事で場を見られない投資家は上手に活用しましょう。

終値を重要視している株式投資家は多いです。株価チャートにはいろいろな種類がありますが、終値だけをプロットして線で結んだチャートを使って売買する株式投資家もいるくらいです。その日に多くの投資家が最終的にその株価が妥当だと判断したとも考えられます。終値をどう見ていくのか、株取引で資産運用するカギかもしれません。

投稿者 syunsoku : 13:44

始値・寄付き・寄付き値

場が始まって最初の取引で付いた値段のことを始値と呼びます。他にも寄付き、寄付き値とも呼びます。 前場と後場の始値がありますが、通常は始値と言ったら前場の始値を指します。

証券会社によっては始値・寄付きで株を売買するように条件設定した注文を出すことができます。始値が前日の終値よりも乖離している場合は充分注意して株取引をしましょう。

投稿者 syunsoku : 13:31

高値つかみ

株価が高い位置で買ってしまい、その後下がってしまった場合に高値つかみと言います。

これは相場の雰囲気で買う気になって勢いよく上昇している時に「もう買えなくなってしまう」とか「まだまだ上がる」と思い込んで追いかけ買いをしてしまうと高値つかみになる事が多いです。今の株価が高い位置なのかどうか判断することなく株価を追いかけるのはやめましょう。

例えばあなたの使っている株価移動平均線からかなり乖離しているとか、何日も連続して上昇している時とかは警戒が必要です。まだまだ上昇し続ける可能性もありますが、あえてそこで買わなくても良いと諦めましょう。

株式投資は「安く買って、高く売る」と儲かるわけですから、これから上がりそうな銘柄を探すのもひとつの手です。

投稿者 syunsoku : 13:19

安値覚え

安値覚えとは、株価が上昇を始めてもまたすぐに下がってくるだろうとまだ株を買ってはいけないと考えてしまうことです。

株価が安い位置がその銘柄の株価水準と考える投資家が多くなると、なかなか株価は上昇しません。しかし、相場が反転し始めているのに安値覚えで買えないと判断してしまうと、せっかくの利益獲得のチャンスを失ってしまうかもしれません。中立の立場で株式投資に取り組みたいものです。

投稿者 syunsoku : 11:51

高値覚え

高値覚えとは株価が高かったときを忘れることができずに株価がすぐに戻るだろうと考えてしまうことです。

高値覚えで保有している株の投資判断を誤るとどんどん下がっていき売るに売れなくなる可能性があります。また高値覚えでナンピン買いをしてしまうとさらに損失を抱える危険性が高くなります。トレンドが反転して下降トレンドになっているのかどうか冷静に判断できるようになりたいですね。

投稿者 syunsoku : 11:38

天井三日、底百日

天井圏の期間は短くて、底値圏の期間は長いという意味の格言です。

いつもそうなるとは限りませんが、天井圏ではまだまだ株価が上昇すると思う投資家がどんどん買っていきます。思惑通り株価が上昇すれば良いですが、そこで反転して下落した場合には今度は売り圧力が強くなってしまいます。天井圏で買った投資家は少しでも買値に戻れば売ってやろうと待ち構えているからです。少し戻ると売られることが続いて下落していきますので買いたい投資家も減って売りたい投資家ばかりになってしまいます。そうすると塩漬け株を保有する投資家ばかりになり、底値圏から反転するためにある程度の期間が必要になってきます。

天井圏で買ってしまったと判断した時に損失を確定して現金に戻す行動ができないと長期間に渡って資金が寝てしまう可能性があります。ロスカットするか、塩漬け株にするかは投資家の判断によります。

投稿者 syunsoku : 11:22

信用取引回転日数

信用取引回転日数とは信用取引で売買している投資家が平均何日で決済が行われているかを示す指標です。

信用取引回転日数が短ければ積極的に売買されている相場と判断できますし、長くなれば売買の動きが鈍くなっていると判断できます。

ただし何日だからどうだという基準はありませんので、通常時の信用取引回転日数と比較したり、他の指標との組み合わせで判断して株式投資に活用するくらいでしょうね。

投稿者 syunsoku : 11:06

新高値・新安値・新値

新高値とはある期間におけるこれまでで初めてつけた高値のことです。新安値とはある期間におけるこれまでで初めてつけた安値のことです。新高値、新安値を新値とも呼びます。

証券取引所で売買取引が認められてから初めてつけた新高値、新安値のことをそれぞれ上場来高値、上場来安値と呼びます。今年に入ってからの新高値、新安値のことをそれぞれ年初来高値、年初来安値と呼びます。

株式投資家には新高値、新安値を節目とみなして売買する方がいます。新高値(新安値)をつけて目標達成とみなして株価が下がってくるところを狙います。または、新高値(新安値)をつけて、さらに株価が上昇する勢いに乗ることができる場合もあります。

どちらにも動く可能性がありますので自分勝手な判断はリスクがあります。

投稿者 syunsoku : 10:51

新規買い・新規売り

新規買いとは信用取引で行う新しく買う場合のことです。信用売り(空売り)の買戻しによる買いと区別するために使われます。

新規売りとは信用取引で行う新しく信用売りする場合のことです。信用買いの決済として行う売りと区別するために使われます。

投稿者 syunsoku : 09:10

2005年07月22日

相場は相場に聞け

相場で分からないことがあれば、相場に聞きましょうってことです。

あなたの勝ちパターンであったり、分析した結果上がると思って買った株も思惑通りにいかず下がったり動かなかったりすることがあります。この時、相場のせいにしてしまう人がいます。「相場が悪い」「相場は間違っている」と考えてしまうんです。それは違います。

あなたが間違っていて、相場があっているんです。相場が示していることが、その時点での答えです。相場は自分勝手に判断して投資するのではなく、相場に聞いて投資しましょう。株式投資において、自分の思惑通りにいかないときには「相場は相場に聞け」を思い出してくださいね。

投稿者 syunsoku : 14:23

木を見て森を見ず、森を見て木を見ず。

「木を見て森を見ず」とは細かい所ばかりに目がいって、全体をおろそかにしてしまうことです。

株式投資でも個々の銘柄を気にするあまり、相場全体の流れを把握せずに行動すると失敗する可能性が高いです。

すでに保有株があったり、分析した結果上がると思って株を買おうとしている時に全体の流れを無視した方向に行動していないか常に目を配りましょう。相場全体が反転して下がるトレンドになれば、株式市場に入ってくる資金が減るので個々の銘柄も上がりにくくなります。

もちろん相場全体が悪くても業績の変化率が高かったりすると強いトレンドで上がる銘柄もあります。「森を見て木を見ず」ですね。ただし株式投資で生活をしていない投資家は、相場全体の流れに逆らう必要はないと私は思います。

大切なことは個々の銘柄も見ながら、相場全体も見るということです。木も森も両方とも見て株式投資で資産を増やしましょう。

投稿者 syunsoku : 14:06

業績相場

業績相場は景気停滞期から企業の業績が上がることによって株価が上昇する相場のことです。

企業の業績が悪くて売られていた株が業績の復活とともに株が買われていく自然な流れです。配当の復活や増配など目に見えて業績の向上を確認するとどんどん株式市場にお金が入って株価を押し上げます。

景気が過熱気味になってインフレの恐れが出てくると金利を上げて金回りを抑える政策がしかれて、上昇相場が終わってしまいます。景気の循環を大局的にみることによって相場にうまく乗るのは、株式投資手法の王道ですね。

投稿者 syunsoku : 13:53

金融相場

金利が低いときに株価が上がる相場のことです。

一般的に景気が悪いときには国の対策として金利を下げて金回りをよくして景気を刺激します。市場に資金が増えて、その資金が株式市場にも向かいます。潤沢な資金が株式市場に向かえば、株価が上昇します。金融政策の結果、相場が生まれるので金融相場と呼ぶのでしょう。

もちろん金利が安いので設備投資も増えて、企業の業績も良くなると予想できるので株式投資に資金が向かいます。景気が停滞している時から景気が回復する初期段階に金融相場が生まれやすくなります。次の上昇相場は業績相場になります。

投稿者 syunsoku : 13:43

機関投資家

機関投資家は証券投資で他人から集めた資金を運用することを仕事にしている投資家のことです。生命保険会社・損害保険会社や信託銀行、農協、共済組合などです。

機関投資家は動かしている資金も多く、個人投資家と違って多くの情報を得ることもできます。相場を動かす大きな存在のひとつです。

投稿者 syunsoku : 10:37

株価純資産倍率(PBR)

株価純資産倍率はファンダメンタルズ分析の指標のひとつです。英語の頭文字を取ってPBRとも呼ばれます。

株価純資産倍率(PBR)=株価 ÷ 1株あたりの純資産(BPS)

株価が1株あたりの純資産に対して何倍になっているのかを株価純資産倍率(PBR)はみることができます。株価純資産倍率(PBR)が1倍未満だと割安だと言われています。1株あたりの純資産が株価よりも価値があることになりますので、株を買い占めてから会社を清算しても儲かると考えることができるからです。

通常は株価純資産倍率(PBR)は1倍以上です。1倍未満に株価が売り込まれている隠された問題がある可能性があります。他の指標とともに活用しましょう。

投稿者 syunsoku : 10:23

株価収益率(PER)

株価収益率はファンダメンタルズ分析の指標のひとつです。英語の頭文字を取ってPERとも呼ばれます。

株価収益率(PER)=株価 ÷ 1株あたりの利益(EPS)

つまり株価が1株あたりの利益の何倍になっているのかをみる指標です。低ければ低いほど今の株価が割安だと言われています。

1株当たりの利益(EPS)=純利益 ÷ 発行済み株式数

この純利益が本業から得られた利益なのか?によって株価収益率は変わってきます。また発行済み株式数の増減によっても株価収益率は変わります。単純に何倍だから割安だと安易に考えずに中身を検討しないと意味がありません。

投稿者 syunsoku : 10:03

2005年07月21日

押し目待ちに押し目なし、戻り待ちに戻りなし

上昇相場の一時的な下げである押し目を待ってエントリーしようとすることを押し目待ちと言います。上手くいけば上昇相場途中の安いところで株を買うことができますから大きな利益につながります。

【押し目を狙え】と株式本にも載っていることから分かるように押し目待ちの投資家は意外と多いです。ただし上昇相場で必ず押し目が存在するわけではありません。ほとんど下げずにどんどん上昇していく株もあります。押し目を待って株を買えずに上昇してしまい、儲かるチャンスを逃すことがあるという意味で「押し目待ちに押し目なし」があります。

同じように下降相場で一時的に株価が戻ってきたら売ってやろうと待ち構えていると、ほとんど戻らずに下落して儲かるチャンスを逃すことを「戻り待ちに戻りなし」と言います。

私は押し目買いが上手くいく場合と押し目をつくらない場合はどちらが多いのかは検証したことはないです。でも言える事は、押し目買いを投資手法に決めたとしたら貫く方が私は良いと考えます。押し目待ちに押し目なし状態の時には潔く諦めましょう。そして次の押し目を作りそうな銘柄を探した方が得策です。

株式投資手法には100%はありませんので、思惑と違ったからといってコロコロと投資手法を変えていては投資ルールの確立はなかなかできません。

投稿者 syunsoku : 13:34

押し目・押し目買い

上昇相場の時に一時的に株価が下がる状態のことです。

上昇相場において、いつ株を買ったのかは人それぞれ、いつ株を売って利益にするのかは人それぞれです。つまり含み益が生まれた投資家は上昇相場の途中で利益確定をしてくる場合があります。

株価が上昇する勢いが弱まるとここぞとばかりに利益確定する投資家が出て、それに続く投資家も出てきます。上昇相場でも一本調子で上げ続けるわけではなくて、利益確定の売りによって一時的に下げる可能性があります。これが押し目ができる理由のひとつです。

一時的に下がる状態ですから、まだまだ上昇相場が続く可能性があります。この一時的に下がった状態である押し目を狙って買いを入れる投資家がいます。このように押し目で買いを入れることを押し目買いと言います。

押し目待ちに押し目なし」という格言もあります。

投稿者 syunsoku : 13:23

2005年07月15日

テクニカル分析

テクニカル分析とは株価チャートなどを使って過去の株価の動きを分析して将来の値動きを予測する投資手法です。

テクニカル分析にはさまざまなテクニカル指標があります。

<代表的なテクニカル指標>

・ローソク足
・株価移動平均線
・出来高
・信用取引残高
・一目均衡表
・ストキャスティクス など

テクニカル指標を組み合わせたりしながら株価の将来を予測して投資していきます。

投稿者 syunsoku : 16:46

ファンダメンタルズ分析

ファンダメンタルズ分析とは経済活動の基礎的な部分を分析して株価の動きを予測する方法です。

企業の売上高・経常利益などの推移や1株利益、株価収益率、ビジネスモデルなどを分析して本来の株価を分析します。企業だけでなく国全体の経済活動の分析また為替動向などを考えて将来の株価の動きを予想します。

ファンダメンタルズ分析で株式投資は成功できるかと言うとそうとも言えません。業績が良くても株価が上がらない場合もあります。ファンダメンタルズ分析の結果は株価を動かす要因の一部だからです。

ファンダメンタルズ分析に対してテクニカル分析があります。どちらを使えば良いかではなく、両方とも株式投資では必要です。ただし投資スタイルによってどちらの分析手法にどれだけウエイトを置くかは人それぞれです。

投稿者 syunsoku : 16:27

含み益・含み損

含み益は保有している株が買った株価よりも値上がりして見かけ上出ている利益のことです。「含み益がある」とか「含み益が出ている」と言ったりします。信用売り(空売り)の場合なら売値よりも時価が下がって出ている利益のことです。

反対に含み損は保有している株が買った株価よりも値下がりして見かけ上抱えている損失のことです。

含み益も含み損もまだ確定していません。決済をしてはじめて利益であり、損失です。含み益が出ていると安心していても、油断すれば含み損になる可能性があります。利益確定するまでは相場の動きに集中しましょう。

投稿者 syunsoku : 16:03

人の行く裏に道あり花の山

多くの投資家が弱気の時に株を買って、多くの投資家が強気の時に株を売ると株式投資のチャンスがあると言われます。

格言通りに株式投資すると上手くいけば大もうけができます。ただしタイミングは難しいですね。ビジネスでも2歩3歩先に行くと上手くいかない、1歩先、もしくは半歩先を読んで行動しろってよく言われます。これがなかなか難しいです。

この格言を活用して株式投資で成功しようと思ったら先を読む力が必要です。人と違うことをすれば良いと考えて行動すると大怪我をするかもしれません。『人の行く裏の道を行ったら道が無かった』なんてこともあるかもしれません。いづれにしろ、相場の先を読む力、身につけたいですね。

投稿者 syunsoku : 15:40

もうはまだなり、まだはもうなり

株価の天井や大底、反転などは後になってみないと分からないってことです。

上昇相場で【もう】そろそろ天井かなと思って株を売って利益確定をしても【まだ】天井に達していなくて株価は上がり続けることがあります。逆に上昇相場で【まだ】天井は先で上がり続けると思って買いでエントリーした所、そこは【もう】天井で買った途端に株価が下がって含み損になることもあります。

大底の場合も同じで【もう】とか【まだ】とか思いながら株式相場に挑むことは危険です。相場へのあなた自身の期待感が含まれていることが多いです。思惑とは違う方向に株式相場が進むことも考えながら株取引を行いましょう。

投稿者 syunsoku : 15:21

ゴールデンクロス・デッドクロス

2本の期間が異なる株価移動平均線の交差状態から相場の反転を判断する考え方です。

ゴールデンクロスとは長い期間の株価移動平均線を下から短い期間の株価移動平均線が上に抜けたところです。買いシグナルになります。例えば75日移動平均線を25日移動平均線が下から上に抜けたときです。

逆にデッドクロスは長い期間の株価移動平均線を上から短い期間の株価移動平均線が下に抜けたところです。売りシグナルになります。例えば26週移動平均線を13週移動平均線が上から下に抜けたときです。

ゴールデンクロス、デットクロスだけで判断して株売買をするのはリスクが高いと考えられます。大きいトレンドの時は良いのですが、もみ合いや小さめのトレンドの時にはだましになる可能性が高いです。つまりゴールデンクロスの時には株価はすでに高くて、そこから反転して株価が下がってしまうことがあります。

株式投資をする場合、ゴールデンクロス、デッドクロスだけで判断するのではなく、ひとつの参考指標にとどめておく方が無難です。

投稿者 syunsoku : 09:30

2005年07月13日

証券金融会社

証券金融会社は制度信用取引の決済に必要な資金や株券を証券会社に対して、証券取引所の決済機構を通じて貸付けをおこなっている会社です。証券金融会社は、証券会社や個人向けに証券担保金融もおこなっています。

現在は、日本証券金融(日証金)、大阪証券金融(大証金)、中部証券金融(中証金)の3社が証券金融会社として業務をおこなっています。

投稿者 syunsoku : 10:51

貸し株注意喚起銘柄

貸借取引の場合、証券会社が自社で調達できない株券等を証券金融会社から借りてきます。

信用取引が過熱して証券金融会社自体が株券等を調達できない恐れが出てきた場合、証券会社に注意喚起をおこないます。

その注意喚起の対象になった銘柄のことを貸し株注意喚起銘柄と言います。

証券会社は顧客である投資家に対しても同様に注意喚起を行います。ネット証券会社ではホームページなどで貸し株注意喚起銘柄を掲載しています。

投稿者 syunsoku : 10:29

受渡決済

信用取引の場合は、反対売買による決済の他に受渡決済があります。

信用取引で買い建てた場合は買い建てした時の株価に相当するお金と売買手数料と買い方金利を証券会社に払って株券を保有することで決済することができます。
このことを現引きとか品受けと言います。

信用取引で売り建てた場合は売り建てした同じ銘柄の株券と売買手数料と売り方金利を証券会社に渡して売却代金を受け取って決済をすることができます。
このことを現渡しとか品渡しと言います。

投稿者 syunsoku : 09:43

期日・期日明け

期日とは信用取引で買い建てたり、売り建てた銘柄を決済する期限の最終日のことです。制度信用取引では6ヶ月の期限があります。その時までに反対売買するか、現引き(品受け)、現渡し(品渡し)を行わなければいけません。

期日明けとは信用取引が集中した時に建てられた建て玉の期日が経過したことです。

例えば株価が上昇した時に高値圏では取引が活発になり信用の買い建ても多くなります。急増した買い残が決済されずに期日まで持ち越された場合、期日には決済しないといけないので、買い残が一気に整理されることになります。そのため需給が好転し、株価に好影響を与えることがあります。

投稿者 syunsoku : 09:14

2005年07月12日

ネット証券会社の選び方

基本的にはあなたの投資スタイルに合ったネット証券会社を選びましょう。

他に選択するポイントはコストです。ネット証券会社によって違いがあります。


委託保証金の最低基準額
委託保証金の基準
委託保証金維持率


売買手数料買い方金利
売り方金利 


特に売買手数料や金利は少ない方が、トレード毎にかかるコストを抑えることができます。少なければ少ない方が良いですよね!しっかりとチェックをしてできるだけコストの抑えられるネット証券会社と取引しましょう。


本業を持っている方は逆指値注文ができるネット証券か?、携帯電話で注文ができるネット証券か?も選択基準に入るでしょうね。こういった注文方法があれば他に仕事を持っていてもいろいろと対応ができますからね。

投稿者 syunsoku : 16:18

休むも相場なり、待つのも相場なり

株式投資を始めると株を保有していないと相場に参加していないような気がします。常に売買していないと不安な取引中毒(トレードジャンキー)の人もいます。

相場に参加するのはチャンスの時だけで良いのです。また連続して負けて損失が拡大すると頭に血が上って「株の損は株で取り返す」と取引回数がどんどん増えてしまう人もいます。そんな時は頭を冷やす意味でも取引を中断して休みましょう。相場を一旦休んでフラットな気持ちで相場を見るようにしましょう。

「待つのも相場なり」は私が付け加えたものです。チャンスがくるまでじっくり待つのも相場です。むやみやたらに取引回数を増やすものではありません。慌てて追いかけ買いしたり、自分のルールを破ってエントリーするのはやめましょう。

株式投資は自分の都合でトレードしても上手くいきません。「休むも相場なり、待つのも相場なり」の気持ちで株式投資に取り組みましょう。

投稿者 syunsoku : 16:05

マネックス・ビーンズ証券は8月31日まで収入印紙代が無料

マネックス・ビーンズ証券 が『信用取引口座開設キャンペーン』を実施しています。

信用口座を開設するときに必要な収入印紙代(4,000円)が無料になる特典があります。キャッシュバックではなくて、「信用取引口座設定約諾書」に収入印紙を貼らずに送り返す方式なのでお得感がありますね。

<キャンペーン期間>
2005年8月31日(当日必要書類必着)

信用取引口座を開設したい方はこのチャンスをいかしましょう。
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投稿者 syunsoku : 15:05

ロング・ショート

ロングとは株を買って売らずに保有している状態を言います。

反対に株を信用売り(空売り)して決済していない状態をショートと言います。現物株を売ってもショートしたとは言いません。

現物株ではロングしかできませんが、信用取引はロングもショートもできます。ロング、ショートは株式投資だけでなく、外国為替証拠金取引をはじめとする金融商品で使われます。

投稿者 syunsoku : 14:42

下手なナンピン、スカンピン

ナンピンは上手くハマルと売買益が増えます。ところが下手なナンピンをすると損失が増大します。

スカンピンは漢字で書くと素寒貧となります。下手なナンピンをすると身ぐるみはがされて無一文になってしまう危険性があるぞと警告しています。

ナンピンで一度でも成功して利益が出てしまった投資家はナンピン癖がついてしまいます。買値よりも時価が下がっていることを見込み違いだと認めることができずにさらに損失を抱えてしまいます。

ナンピン買いと逆バリ投資家のおこなう計画性のある分割買い下がりとはまったく違うものだと理解が必要ですね。ナンピンとはまさに無計画な投資家の投資手法であると言えるでしょうね。

安易にナンピンしたくなった時には、『下手なナンピン、スカンピン』を思い出してください。

投稿者 syunsoku : 11:31

ナンピン(難平)

ナンピンとは株式投資の手法のひとつです。ナンピン買い、ナンピン売りと使われることもあります。

買いから入った場合に、最初に買った株価よりも値下がりした場合にロスカットをするのではなくて、そこでさらに買い増しをおこないます。そうすることによって持ち株の平均コストを下げる方法です。

持ち株の平均コストを下げた上に持ち株数も増えますので、当初の思惑通りそこから反転して上昇した場合には、儲けが増大します。

逆にさらに下落を続けた場合は株数が増えていますので、損失が増大します。『下手なナンピン、スカンピン』という相場格言もあります。

投稿者 syunsoku : 11:18

利食いドテンは愚の骨頂、損切りドテンは福の神

信用取引を活用すると「ドテン買い・ドテン売り」ができます。

相場に勝つにはトレンドに乗って売買することがポイントです。上昇トレンドに乗った状態で利食いした場合は、天井で上手く売らないかぎりはさらに上昇する可能性が高くなります。利食いして反対にポジションを取る「利食いドテン」は損失が出る可能性が高いです。

逆にトレンドに乗っていると判断してエントリーしている場合に思惑がはずれてロスカットラインにきた時に損切りして反対にポジションを取ることを「損切りドテン」と言います。

ロスカットラインを越えてしまうということは、そこが相場の転換点の可能性が高くなります。相場が転換したわけですから損切りドテンは利益につながります。つまり損切りドテンは福の神ってことですね。

注意すべき点は損切りした時はいつもドテン売買すれば儲かるわけではありません。だましや行き過ぎで思惑と外れた方向に株価が向かっただけで相場の転換はしていない場合もあります。

損切りドテンではなく、相場が反転したかどうか確認してからエントリーした方がリスクは少ないですね。

投稿者 syunsoku : 10:43

ドテン買い・ドテン売り

株式投資では現物取引は買いからしか入れませんが、信用取引は買いからも売りからも入れます。

信用売り(空売り)していた銘柄(株)を決済して、その反対に買いからエントリーすることを「ドテン買い」と言います。

反対に買いからエントリーしていた銘柄(株)を決済して、信用売り(空売り)で再度エントリーすることを「ドテン売り」と言います。
上手くはまると同じ銘柄(株)で「いって来い」のダブルの株取引利益を得ることができます。

利食いドテンは愚の骨頂、損切りドテンは福の神』という相場の格言もあります。

信用売りができる信用取引口座を証券会社で開設しないとできない取引です。

投稿者 syunsoku : 10:23

2005年07月11日

相場の金と凧の糸は出し切らない

信用取引の信用枠をすべて使ったり、現物投資で資金を全額使っていると絶好のチャンスが来たときにも投資することはできません。

チャンスは自分の都合の良いときにはきてくれません。逆に都合が悪いときに意外と絶好のチャンスがくるものです。そんな時のためにも信用枠や資金は全額投資するのではなくて、余裕を持たせて相場に挑みましょう。

資金の余裕だけではなく、心の余裕も大切です。全額投資をしていると思惑通りにいけば、大儲けできるでしょう。

少しでも思惑と違った方向に株価が動いたらどうでしょうか?

満玉建てているわけですから損失も大きいものになるでしょう。
そんな時に冷静な判断ができるでしょうか?

心に余裕を持たせるためにも全額投資は慎みたいものです。

投稿者 syunsoku : 11:21

頭と尻尾(しっぽ)はくれてやれ

「株式投資で稼ぐには安く買って高く売る」ことが大切だと考えて底で買って天井で売りたいと思うのが人情です。

ファンダメンタルズ分析をしようが、テクニカル分析をしようが相場の底や天井は誰にも分かりません。相場の底も天井も後になってからはじめて分かります。

分からないことに時間をかけるくらいなら、はじめから底で買ったり、天井で売ろうと思うのはやめましょうね。頭と尻尾は他の投資家にさしあげましょう。保有している株も買ってくれる人がいるからあなたは売れます。買ってくれた投資家に感謝しつつ、あなたは身の部分で満足しましょう。

売ったあともどんどん株価が上昇してもむやみに追いかけずに「頭と尻尾はくれてやれ」を思い出してくださいね。銘柄はひとつだけではありませんから、次に狙う銘柄の分析に時間を費やしましょう。

投稿者 syunsoku : 11:03

2005年07月06日

つなぎ売り

保有している株式の値下がりが予想されたときに使う投資方法のひとつです。

値下がりが予想されるわけですから、素直に反対売買をして決済をするのが普通のやり方です。何らかの理由で保有株を売りたくない場合に、同じ銘柄を信用売り(空売り)することをつなぎ売りと言います。

長期的には、保有株の値上がりが予測されるときにつなぎ売りを行うことによって短期的な値下がりを利益に変えることができるわけです。調整したり、あまりにも株価が上がりすぎたときに、保有株を売却しないでつなぎ売りをします。そして、値下がりしたところで買い戻すと、値下がり分が利益になります。

反転して、長期的な予測通り値上がり始めれば、保有株を売却しないで値下がり分も利益にすることができるという美味しい方法です。

つなぎ売りを上手に活用すれば、長期的な値上がり利益と短期的な値下がり利益の両方を得ることができます。

つなぎ売りは信用取引口座を開設していないとできない投資手法です。

投稿者 syunsoku : 10:14

レバレッジ(てこの原理)効果

レバレッジとはてこの原理とかテコの作用のことです。てこの原理を応用すると小さい力で大きな力を生むことができます。

同じように小さい資金で大きな資金を株式市場で動かすことができるのが信用取引です。例えば現物取引だと100万円必要な取引も、信用取引を使うと約33万円で取引することができます。

つまり元手の3倍の効果が出ることになります。このことをレバレッジ効果とかレバレッジを効かすとか表現されます。レバレッジ効果は信用取引だけではなくて、日経平均先物取引や外国為替証拠金取引など他の金融商品でも使われます。

自己資金が少ない投資家が、資金が増えるのを待たないで元手の3倍の資金効果を得ることができます。上手くいけばわずかな資金でより大きな利益を稼ぐことができます。

レバレッジは良い方向にだけ効果が現れるわけではありません。メリットしかなければ、誰だってレバレッジを効かせた取引をします。

デメリットは、思惑と違って悪い方向に株価が動いていった場合は、元手だけの現物投資に比べて3倍の損失を被ります。利益が出るときも大きいけれど、損失が出るときも大きくなります。

レバレッジは諸刃の剣です。使い方によってはあなたの投資資金は飛躍的に増加します。使い方を誤れば投資資金は激減します。使うタイミングやレバレッジの効かせる度合いをよく考えて、あなたの資産運用に取り入れましょう。

投稿者 syunsoku : 09:48

安易な逆バリはやめましょう!

株式投資には、順バリと逆バリがあります。逆バリもやり方によって有効な投資方法だと思います。ここで注意しているのは信用取引を使った安易な逆バリはやめましょうってことです。逆バリの得意な方はどんどん活用されれば良いと思っています。

信用取引で安易な逆バリをすればレバレッジが効いている分、上手くいかない時には損失が大きくなるからです。逆バリをしたいのなら、まずは現物投資で確かな手ごたえを感じるくらい上達してからにしましょう。

信用取引で逆バリがはまれば、利益は多大なものになります。その良い面だけをみて逆の場合を考えないで使えば株式市場から撤退しないといけなくなる可能性があります。

最も恐ろしいのは信用売りでの逆バリです。株価移動平均線から離れすぎているからといって、そろそろ下がるだろうと逆バリで信用売りすると痛い目に遭うことがありますよ。みんながもうダメだろうと考えた株価から、さらに上昇を続けることもあります。そうなってしまうと冷静な判断はおそらく無理でしょう。どんどん増えていく損失額は精神的にもダメージが大きすぎます。

信用取引はレバレッジを効かせているので、相場の反転を確認してからエントリーしても充分利益が出ると思います。相場の反転を確認しないであわてて株取引しなくても間に合いますよ。

投稿者 syunsoku : 09:16

信用取引は短期投資で!

一般的な信用取引は制度信用取引です。証券取引所のルールにのっとて行われますので決済の期限は6ヶ月です。

6ヶ月を有効に使って信用取引されるのは、間違いではありません。できれば、6ヶ月ではなくて短期投資で信用取引を使われた方が良いでしょう。

理由は信用取引はお金を借りて株式投資する方法で、毎日金利がかかっているからです。株式投資というリスクを負いながら、さらに金利を払って投資するリスクを負ってしまいます。

もちろん、少ない投資資金でレバレッジを掛けて投資できるのが信用取引のメリットです。そのメリットを活かすにはチャンスの時に使った方が効果的です。短期的に上がりそうだと思ったときにレバレッジをきかせましょう。

一番やって欲しくないのが途中で方針を変えてしまうことです。もうすぐ上がりそうだと思って株取引をして、思惑通りにいかなくてもズルズルと持ち続けてしまう。こういう場合は潔く決済しましょう。決済した途端に上がってしまうこともあります。その場合は諦めましょう。

逆の場合もありますよね。思惑と違ったわけですから、反対に株価が下がっていくこともあります。その場合は、レバレッジがきいている分損失は大きくなります。

「信用取引は短期投資で!」は言い過ぎかもしれません。途中で方針を変えてズルズルと問題を先延ばしにするのだけはやめてましょうね。

投稿者 syunsoku : 08:47